小樽運河(夏と冬)の素材を追加しました!
小樽港は北海道開拓の玄関口として発展しました。昔は、大きな船を沖に泊め、台船を使用し荷揚げしていたが、取り扱う荷量が多くなるにつれてから次第に運搬作業の効率を求める必要が出てきました。艀が接岸できる距離を長くするため海面を埋め立てました。それが「小樽運河」です。
小樽運河は大正12年(1923年)に完成し、内陸を掘り込んだ運河ではなく海岸の沖合いを埋立てることにより造られたため、直線ではなくわずかに湾曲しているのが特徴です。時代が変わり戦後になると、港の埠頭(ふとう)岸壁の整備により、その役目は終わりを告げました。
昭和61年(1986年)運河は、埋立てを巡る論争の結果一部を埋立て運河の幅半分が道路になり、今の姿に生まれ変わりました。
運河の全長は約1.14km。
住所/〒047-0007小樽市港町5 小樽運河
アクセス/JR小樽駅から徒歩約10分